2016年度 土佐清水青年会議


理事長所信


感謝と学び、好奇心



土佐清水青年会議所理事長 新谷 英生


【はじめに 〜感謝〜】

 土佐清水青年会議所が50周年を終え、51年目を迎えます。多くの諸先輩方、JC活動に関わっていただいたすべての方に感謝を致します。一言で50年と言いますが、数多くの試練、困難があり、当然設立当初の時代背景や経済状況は現在とは全く違っていると思いますが、形は違えどいつの時代も我々青年は多くの課題と対面してきました。ただ、年度当初は13名の会員数での運営において、現在一番の問題は「会員の減少」が大きな課題として我々に迫っています。これをただ困難な試練と捉えるのではなく、この全国、地区、ブロック的にも大きな課題を“一周遅れのトップランナーとしての解決モデル”を見つける、示せる“チャンス”をいただいたことに感謝をし、それらを含む問題にしっかりと向き合っていかなければなりません。


【根源は個の成長〜学び〜】

我々は、社会に対する経済人というには、まだまだ多くのことを学ぶ必要があります。青年会議所として、地域青年として、子として親として。それらを突き詰めると一人ひとりの力が集団、地域をつくってきました。先の50年をかけて土佐清水青年会議所の諸先輩方は個を磨き、個性を発揮することで、家族、会社、地域を育んできました。現在も多くの問題が山積するなか、現代の我々も個を磨き、より強い個性を発揮するためにあらゆる面での“学び”が必要不可欠と考えます。
 “学ぶ”ということは“知る”ということにつながります。ただ本やPCからの情報を学ぶだけでは個性は磨かれません。より強い個性と出会い、そして磨きあうことがないと強い個性は発生して来ないことを私はJC活動から学びました。今年度の山本会頭の言葉を借りると「自分を知るには、鏡に映る自身の姿を認識することから始めなければならない。鏡は自分自身の心にあり、外の『世界』に触れることで磨かれる」 多くを“知る”ことで、我々はより高いステージへと進むことができます。そして外の世界、青年会議所以外の団体や土佐清水市以外の地域に出て触れること、響かせ合うことでさらに磨かれます。個を磨き、その磨かれた個が集団となり、つながりのなかで様々な時と場所で広く協調し続ける。そこに“郷土愛”というスパイスが加われば、土佐清水青年会議所会員としての自信と誇りはゆるぎないものになると確信しています。



【地域経済向上への挑戦 〜郷土を学ぶ〜】

 「私たちは、変革を迫られる前に変革しなければならない」
 これも今年度の山本会頭の所信の中の言葉ですが、我々青年には立ちはだかる課題に相対し挑んでいくという“使命”があります。その中で挑戦したい事業があります。
 土佐清水市は日本へ誇れる文化や素材がたくさん存在します。その中の一つ、私が大いに感動したのが昨年6月に神戸市三宮へオープンした「土佐清水ワールド」です。これは土佐清水の鮮魚や宗田節の食材を使用しての居酒屋の経営ですが、お客さんは連日多く賑わいをみせ、なんと同年9月には2号店がオープンしました。経営者の努力もさることながら、大都市の神戸市民に大変好評をいただいていることに、私自身“土佐清水が持つ素材の力”に驚嘆されられました。
この“土佐清水が持つ素材の力”をまず私たちがしっかり学び、そして発信するだけでなく、これを感謝の気持ちをもって地域経済に落とし込んでいくことが、現代の我々の“使命”ということを強く感じています。これには青年会議所だけの力ではなく、商工会議所や観光協会、行政や諸団体と幅広く連携をし、今までにない価値を創造します。



【昨年築いたネットワークを活かす 〜ブロック事業への参加〜】

先にも申し上げていますが、土佐清水青年会議所は13名と少ない人数での活動になります。ただし、昨年度は高知ブロック協議会へ田中慎太郎会長はじめ精鋭メンバーを送り出し、さらに成長した強力なメンバーがいます。今年度はその得た知恵と力とネットワークを存分に発揮をしていただき、市外にてお互いを磨き合える会員との交流が、先にも述べた“個を磨く”ことにつながるので積極的に参加をしていきます。


【会員拡大 〜新制度の導入・従来の方法をよりバージョンアップ〜】

 土佐清水青年会議所にとって会員拡大は喫緊の課題であり、組織の存在自体が危ぶまれる問題なので、メンバー全員は当然ながらシニア会員にも危機的状況を把握していただき、これからの土佐清水青年会議所の発展のために、一人でも多くの同志を増やすよう会員拡大に努めます。そのために毎月新入会員候補者数や数字を出しながら出来る取組みを粘り強く実行していきます。


【おわりに 〜好奇心を持って活動する〜】

 私たち青年にとって好奇心を持ってワクワク活動することは長続きもしますし、大きく成長しますし、なにより楽しいです。大切な家族や会社の協力のもと青年会議所活動が出来ることに感謝し、学び、どの事業も好奇心を持って一年間を活動します。

             基本方針

      1.「宗田節ロード」を通じての地域経済向上を目指す
      2.高知ブロック協議会への積極的な参加・協力
      3.会員拡大の推進
      4.3分間スピーチの開催
      5.地域社会への積極的な参加

      6.家族を交えた会員交流